イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

日ハムの試合時間が長いので残塁のせいだと思い今シーズンのパリーグの残塁数を計算したことについて

なんだか日ハムの試合時間が長いんですよ。やたら。

乱打戦とかならわかりますけども、1-1くらいの試合でも平気で3時間30分くらいかかってるわけで。

昭和のころの野球の乱数表でも復活したのかいなと思うくらいおそい。キャッチャー山倉の時代ですよ。

 

そんなわきゃないので、こりゃ今シーズン日ハムの試合でよく見る残塁地獄のせいだなと思いまして調べてみました。

 

データは下記ページのデータを計算させていただきました。

baseballdata.jp

 

公式記録では残塁数というのがないのでネットでの計算式の例としてあがっていた「推定残塁数=(安打+四死球-併殺打-盗塁刺-得点)」で計算しましたよ。

記載は順位順。計算はgoogleスプレッドシート

 

 

  推定残塁 推定
1試合残塁
ソフトバンク 417 6.619
ロッテ 479 7.603
楽天 465 7.381
日ハム 445 7.063
西武 429 7.033
オリックス 434 6.889

 

 

ほうという感じ。

思ったより日ハム少なめ。

そしてソフトバンクは驚異的な数字。

基本的に上位チームほど打力があるので残塁数が多くなる傾向があるようなので、首位のチームが残塁数最小というなかなかの結果。

ソフトバンクは効率的に得点してから投手力で抑えきる野球をしてるなと。

日ハムと西武はもうちょっと多いのかなという気もしたのですが(西武は2試合少ない)、こんなもんなのかと。今まで比較したことなかったのでよくわからんです。

 

あとついでに気になる打の方のデータを抜き出してみました。

 

  打率 HR 安打数 OPS 得点圏
打率
得点 四球 死球 企盗塁 盗塁 企犠打 犠打 犠打
成功率
併殺 失策 試合
ソフトバンク 0.241 75 495 0.723 0.245 274 219 15 58 41 42 38 0.905 21 20 63
ロッテ 0.241 55 487 0.713 0.261 269 284 38 67 50 51 46 0.902 44 23 63
楽天 0.268 65 570 0.778 0.277 324 246 27 54 42 40 34 0.85 42 26 63
日ハム 0.252 53 521 0.707 0.291 278 238 20 43 32 53 42 0.792 45 36 63
西武 0.25 62 511 0.731 0.253 271 217 28 60 39 28 24 0.857 35 25 61
オリックス 0.241 42 496 0.665 0.24 220 200 23 70 46 60 51 0.85 41 31 63

 

 

ソフトバンクのいろんな意味での成績の凄さですよ。別段打率もすごいわけでもないのにHR数の多さ。そしてほかの数値は平凡。いかに投手力があるかという。

そしてロッテの四死球の多さ。ダントツ。そのせいで残塁が多くなってるとしても圧倒的に多いので上位につけてる理由はこれかと。

楽天は打力が。安打数も得点力もトップ。ただこの順位ということは涌井以外のピッチャーがということか。

日ハムは得点圏打率トップ、得点も2位。四死球も多い。ただ犠打失敗も併殺も多いしエラーも多い。特に送りバント失敗がすげー多い。ダントツ。チャンスは作るも自滅傾向が明らか。あとエラーでの自滅。ここらへんだぞ。

西武は持ち前の圧倒的打力がやや鳴りを潜めてるのが低迷の原因っぽい。盗塁死も多いしいろいろ不発なのが。やはり西武ドームが鬼のように暑い夏開幕は不利か。春先も鬼のように寒いからアレですが。

オリックスは頑張れ。

 

そんな感じでした。データで見て日ハムの自爆傾向がよくわかって納得しました。

打ってはいるんだけどなぁ。試合時間が長いのは守備がやらかして点数取られてるのかなという感じでしょうか。