立て続けに二つサウナがらみのニュースが。
キャンピングカー改造「サウナバス」 当麻で観光プロジェクト
以下引用
【当麻】町でサウナを使った官民一体の観光振興プロジェクトが進んでいる。スローガンは「“ととのう”町」。新型コロナウイルスの影響でテレワークへの注目が高まる中、キャンピングカーを改造した「キャンピングサウナバス」を活用してサウナ環境を整え、健康増進や癒やし効果のある滞在先として、町をPRする狙いだ。
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もう一つ。
サウナとカキ 厚岸で新たな試み
以下引用
道東の厚岸町では、観光客に楽しんでもらおうと凍った湖面に立てたテントでサウナに入ったあと、その場で特産のカキを味わえる試験的な試みが行われました。
この試みは厚岸町の漁業や観光の関係者が初めて行いました。
厚岸湖の湖面にはテントが設営され、中では温度が100度ほどにまでなるサウナに入って体を温められます。
その後は、湖面の浅いところに穴を開けてつくられた水風呂で、雄大な景色を眺めながら汗を流します。
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だそうです。
いずれも独立型のサウナを作って観光客とか呼び込む戦略の様子。
完全にブーム真っただ中。「地方創生 サウナ」でググると山ほど出てくるのですげーなと。
カキが食えない人(俺)はどうすればとか思いつつ眺めました。
あと雪原ダイブなんてそこら辺どこでもできるだろとか思いつつ。
不審者扱いを恐れなければ札幌の街中だって可能だぞ。捕まるが。
個人的にですけども、この手の独立系のサウナがどんどん増えていただけると温泉好きとしては非常にありがたいと思っていたりしてるわけで。
今あるような温泉施設のサウナではなくサウナ独自の施設作った方が絶対に幸せになれるのではないかと。
温泉好きとしては温泉と「湯船が水風呂への導線の邪魔」とかいうサウナにコアな方々と絶対に相容れなくなる日が近づいてると思うので。
なんというかサウナ系のサイトの書き込みを見てもストイックすぎるんですわ。
サウナ内のテレビないほうがいい、水風呂までの行き方、外に置いてある椅子について、等々。
今ある温泉施設は別に元々はサウナの人向けに作った施設でもないし今も地域の人だったりの温泉施設なんだがなあということが多いわけで。
今は経営者の方もご自身がサウナマニアになったり、ブームでお客さん呼び込むためにサウナマニアの方の要望にこたえようとしていろいろサウナいじってるのを見かけるんですよね。
それはすなわち風呂の縮小だったり、なんとなく眺めたかったテレビが取っ払われたりになったりすることがあるわけで。
もちろんだめなわけではないのだが、今までが心地よかったお風呂客は(ほかに自分好みの場所があれば)確実に飛ぶわけで。
だったら風呂は風呂、サウナはサウナでやっていった方がみんな幸せになると思うんですよね。
ストイックすぎるってのはコアな温泉マニアにも該当するんですよ。
前も書きましたが温泉もブームになった際「正しい温泉以外は邪道」的なことを言い出した人が多数現れてまして。
で、温泉ブームに乗った温泉施設がいろいろ風呂なりボイラーなりをいじった挙句結局は「風呂が気持ち良ければどうでもいいんじゃね?」みたいになって一部マニア以外はさほど気にせず終息した過去を見ているので。
ストイックなサウナは今ある施設の改良ではなく別体で作った方が今後もみんな幸せになれそうだなと思いつつ。
あと水風呂って、厚岸湖は汽水湖なのだが水風呂といって大丈夫なのだろうか。
「地下水できれいな飲めるくらいの水質の水風呂だから気持ちいい」理論だと水温以外は結構最悪の部類に入りそうなのだが。
とか思ったりしました。思ったりしただけですけども。