Yahooで野球の結果見てたらなぜかおもしろ記事が目に入ったので。
まあまあ不便ではないというところは同感ですが、7本しかとか言われてもさー、という。
北海道の人がいは高速道路を本数で考えるのか?という。
大体において、まずは本当に筆者の方は地元民なのかどうか怪しくなるような間違いが多くて、人口は全然違うし「道道」のことを「都道」と言ってるし。
本当に大丈夫か感。
ものすごい勢いでどんどんと公共交通機関廃止されているから、田舎は車ないと死ぬからなー。北海道全体の車の保有率とか申されましても札幌とそれ以外は全然状況違うし。
人口はキーボードの打ち間違いかもしれないが、道道のことを都道(や県道)とは少なくとも地元の人間は言い間違えない。100%言い間違えない。
モーターサイクリストは超老舗の雑誌だけど、いまは校正さんとかいないんかいな。
本文中も高速道路の「本数」だけで便利とか不便とかおっしゃってますが、道央道だけで450キロ近くあるわけですよ。
全部で28本ある首都高だって全部合わせても道央道1本よりも短い。
「マグロは群れでいるけどジンベイザメは1匹だからしょぼい」と書いてるみたいなもんかと思ってしまうわけで。
何というか論点が違うというか。
北海道の高速は枝分かれするんじゃなくて一本の高速がだんだん距離が伸びて行って延長線上にある都市間を結ぶっていう作り方なんで、本数的には少ないわけですよ。
最初札幌旭川間ができて、それが室蘭まで延長されて、さらに長万部まで伸びて函館まで伸びて。旭川からも上に伸びて。
これが全部一本の「道央道」っていう高速なので都市間移動は大体事足りるわけですわ。
本数の問題ではないのではとか思うんですよ。
高速は冬なんだって。本領発揮するの。
冬に運転するときに道路の線形が良くて信号がないのがどれだけ精神的に楽か。
した道は雪で路肩がなくなるからくっそ狭くなるし。
そのあたり北海道で冬に運転すりゃわかると思うんですが。
まさかバイク雑誌だからバイク以外乗らねえので冬は知らんとかいうわけでもあるまいし。
そんなわけでちょっとなあと思った内容でございました。
というか、この筆者の方が「地元民が語る北海道の」シリーズが、すべてにおいて「地元民はそんな話聞いたことないけど、ほんとかよ・・・」というケンミンショー的な内容なのでなかなか忍耐力が試されますわ。
それよりも札幌の人口規模の割に都市高速が無いので、南区というか定山渓まで抜ける都市高速作ってくんねーかなあといつもおもいますけど、金ないからなー。