このような記事を見かけまして。
以下引用
しかし、レース当日に集まった2万4千人のファンは、残念ながら最高のスペクタクルを味わうことはできなかったかもしれません。トヨタが地元で優勝したことは驚きではありませんでしたが、アルピーヌに2周の差をつけたことは、誰もが予想した以上の結果でした。
中略
一方で同じ富士スピードウェイで開催されたスーパーGTの2レースを振り返ってみると、5月の第2戦で日産の3号車3号車CRAFTSPORTS MOTUL Zが大クラッシュし、フルディスタンスを走れなかったことを差し引いても、2戦とも波乱に満ちたレース展開となり、ファンを飽きさせることはなかったと言えるでしょう。
WECをよく見ている人なら、7月のモンツァでのレースがスリリングなものだったことはご存じでしょう。ですがこのようなレースは例外的であり、ある意味、考え抜かれたルールやレギュレーションの結果ではなく、「偶然の産物」だともいえます。
その原因として、例えばハイパーカークラスにおける性能調整が挙げられるでしょう。確かに、アルピーヌのパフォーマンスは、モンツァと富士のコース特性の違いを考慮して下方修正する必要がありました。ですが、ルールを作る側が明らかにやり過ぎてしまったのです。金曜日の時点で、アルピーヌがトヨタに速さで対抗することは不可能であることは明らかでした。
以上引用
ジェイミーさんの記事、結構面白いので追っかけてるんですがやっぱりみんなそう思うよなあというやつで。
ハイパーカーのみの話ではありますが、レーススタートする時点で結果が分かるレースが毎レース展開されているという状況なので。
サクセスハンデという名の性能調整がアバウトすぎるんですよ。
「前のレース勝ったからハンデ重くするわ」の量が定量じゃないのでありえないくらい遅くなったり、微調整が全く微じゃないのでスタート前に興味がそがれるというか。
11月12日に最終戦が行われるわけですが、ここでの性能調整がすべてを決めるんだろうなと。ウェイトハンデならともかくも、馬力面をいろいろいじりすぎじゃねえかと。
最終戦の結果でチャンピオンが決まる状況なので、FPや予選で三味線ひいたりいろいろ戦術を駆使して駆け引きするんでしょうが。そういうのを求めてるわけでもない気がしますけども。
なんか新規定でいろいろ期待していただけにそれでいいのか感が満ち溢れてきます。
個人的には最終戦はなんかプジョー有利にして来年に向けてのドラマ作りにしそうな予感。
LMDhもテストはじまりましたし、来年はうまいことお願いしますよ、ほんとに。
しかし、BMWのLMDh車両かっこいいな。レースカーに求めてるのはこれだよこれ。