イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

原田さんがモータースポーツに危機感を覚えていることについて

WGP250ccクラス最終戦カピロッシにぶつけられて転倒してチャンピオンを逃したけど、ぶつけたカピロッシの出身イタリア国内でレースファン総出で原田への詫びがあったりイタリアのアプリリアから原田モデルのバイクとか出たことでおなじみの原田哲也さんがモータースポーツの今後に警鐘を鳴らしております。

(だいぶ詳細はしょった説明ですが)

 

young-machine.com

ヤングマシン誌のWeb広告が一昔前のエロサイトみたいになってるのは置いときまして。

 

原田さんも書いてるんですが、サーキットとかラリーもそうなんですがレース見に行っても正直「誰が何位なんだが何やってんだかさっぱりわからん」なんすよね。

鈴鹿とか富士とかなら違うかもしれませんが、うちの近くにあったところは何やってんだかさっぱりわからんかった。

サーキットも一周何キロもあるし、場内実況とかあっても聞きたい情報をしゃべってくれるわけではないので全くわからん。

ストレートのスタンドで観戦してたらまあまあ状況は把握できますけど、スゲー速い車がすごくまっすぐ進んでいくだけだし。

雰囲気を楽しむやつです。

そのあたりは二輪も四輪も変わらんと思います。

自分が見た感じでは二輪側のお客さんのほうが多少なりとも自分でレースやってる人が多いかなくらいの印象、四輪のお客さんは自分ではまったくやらんけどただ単にレースが好きくらいの印象の違い。

 

レースは全日本クラスまで位はまだ場内実況があるだけましですが、さらに下のクラスになるとレースやる人間のことしか考えてなくて客に見せる気とかゼロなので。

本当に何やってんだかわからん。

 

十勝なら通路上にモニターがあったのでなんとなくはタイムわかりましたけど、白老とかどっかのピットに忍び込んでタイミングモニタ見せてもらうまで本当にわからんかった。

 

テレビ中継しないので現地に行くしかないようなジムカーナとか見に行くと、なれ合っている参加者から「お前は何しに来た」扱いされるというやつ。

そもそもどこで見ていいかさっぱりわからんし。せめて見せる気がないとどうもならん。

あの雰囲気になじめる人はいいけど、今の人はアレはなかなか難しいなあとか思います。「お前何しに来た」と思う側の気持ちもわかりますが、あの何とも言えんなれ合いがきつい。

 

結構長い間見てきて「モータースポーツは最高峰クラスをテレビで見るのが一番」な気がしております。現地観戦は朝早いしいろいろきつい。

現地で見るなら自由に観戦が楽しめて怖い顔されない二輪のトライアルあたりあたりかなあとか思っております。

 

参加者はともかく、お客さんを底辺側に広げるというのは結構無理だとは思うので。だってあれ無理。スーパーGTの旗振り謎応援のなれ合い度とかも結構きついと思うんだけどなあ。

ほぼ最高峰の「全日本クラス」のレースなりラリーなりを世界選手権の最高峰のファンに的確に送り込み続けて「身近に見ることのできるレース」ファンになってもらう。

ってのをうまいことやらないととか改めて思ったり思わなかったりしました。