Yahooニュースに骨なし魚というか骨が柔らかくて食べやすい魚を開発したという記事が。
(アーカイブ)
以下引用
”骨なし魚”。魚なのに骨がないとは一体どういうことなのか。
【滋賀県立大学 杉浦省三教授】「骨がないと死んじゃいますから、もちろんそこまでやってないです。骨をできるだけ柔らかくすることで、骨の成分である『リン酸カルシウム』のうちのリンの方をできるだけ餌から取り除いて少なくする」
骨は主にその土台となるコラーゲンと周りを固めるリン酸カルシウムで出来ています。 先生はリンの含まれる量が少ない餌を開発。
魚に与えると骨密度が通常の70%前後に落ち、骨はあるけど丸ごと食べられる魚になったというのです。
以上引用
骨なしとは言ってるけど骨が柔らかいくなる技術なようで、おおざっぱに言うとニジマスに人工的に骨粗しょう症を発生させるみたいなものかと理解いたしました。おそらく。
若干マリーアントワネット思考ですけども、「グダグダいうほど魚の骨が気になるなら骨ごと食べられるカスベを食べればいいじゃない」
とか思ってしまいました。
カスベがわりと日常的に食卓に上がる北海道民としては。
煮つけにすると骨ごとくえるのになあ、カスベ。
あの独特の軟骨具合に結構好き好みがあるみたいですが、俺は嫌いではない。あと煮凝りがうまい。
で、骨を柔らかくして食べやすくする技術ですが、個人的にはこの技術、ニシンに使ってくんねーかなあと。
ニシンって身欠きにしんが有名ですが、実はニシンの塩焼きって強烈においしくて。
脂がのってるし実がホクホクだし中に数の子なんか入ってると最高。
あと安い。下手したら割とでかいニシンでも1匹100円もしない値段で出回ってますし。
鮮度の関係で北海道以外では生のニシンはなかなか出回らなかったりするみたいですが、個人的にはホッケとかサンマよりも多分ニシンの塩焼きが一番好きなんすよ。
ただ二審の塩焼きには重大な欠点が。
異常に食べづらいことが。
ニシンって小骨が異常に多くて。あばら骨みたいなとこに細かい骨がびっしり入ってるんですよ。
あれさえなければ最強の塩焼き魚だと思うんですが。なんであんな骨ありますかね。
この技術でニシンの小骨が気にならなくなるとマジで最高なのになとかこっそり思った次第。
なんか思ったんですけど、魚をあんまり食べなくなったってのは。まあ肉のほうが手軽ってのもあるとは思うんですが。
それよりも骨があるせいで魚を食べないというよりか、魚をさばけないとかもあるし夏場に魚の食べた後のごみが大変なことになるせいで食べない、というほうが実は多いのではないかとこっそり思っております。
食えないようなアラとか内臓とかはどうしようもなくて。
(あとスイカとメロンとエビも大変なことになるので大好きだがうちでもあまり食べない)
昔みたいに生ごみを気楽にどこどこ捨てられれば魚砂漠人も増えそうですが、ごみの分別が細かくなって生ごみを簡単に出せなくなったっても結構魚離れの原因になってる気がするんですよね。
俺が勝手に思うだけだし、ごみの分別が昔のほうがいいなんてこれっぽっちも思ってませんが。
内臓ステージ。