イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

リトルスプーン監修のカレーについて

ご存じな人は当然ご存じのことですが、10年以上前札幌にリトルスプーンというカレー屋が急増したことがありまして。

北大付近が発祥だと思うんですが、帯広のインデアンをリスペクトしたという濃厚なルーカレーで安くて24時間やってる店もあってという感じでかなり勢力を伸ばしまして。

狸小路の店なんかは24時間やってたので当時から珍妙な勤務時間だった自分は会社の帰りとかに立ち寄ってたまに食ってました。

まあその後は一気に増大した店にありがちな感じで、大爆散して全店閉店という感じになって今に至っております。

 

そんなリトルスプーンですが、この令和6年のご時世にスーパーアークスにてリトルスプーン監修のカレーなるものが売っておりまして。

 



 

生きていたんかい我、的な感じでリトルスプーンって久々に見ました。このスプーン持った坊んず(北海道弁)もいました。

 

リトルスプーンがどうやって何を監修したのかは一切情報がなくてわからんかったのですが、味は普通(やや辛目)でしたが粘度がある割にはルーが少ない上に勝つがルーを吸うのでルー不足が顕著でした。

 

検索するとレトルトとかはまだ売ってるようで。なんとなく札幌のソウルフード感を出してますけども。実質数年の間にものすげー勢いで増えてビックバンのよう破裂してった店屋なので、なんかこうソウルフード感はないんですよねえ。

カレーなので普通にうまいんですけども、定着する前に蒸発したというか。みよしのはもちろんのこと、やきそば屋や大番のほうがまだソウルフード感があるというか。

 

ただなんていうんですかね、この世にカレーがある限りこの先も蜃気楼のようにリトルスプーンが出ては消えしていくような気もします。