イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

パワーボートのレースを見たことについて

youtubeとかで古いレース映像を見ることが多くて。

30度バンクが現存だった頃の富士のレースとかJTCCとか全日本F300とかを散見的に見ております。

 

で、そんな関係でおすすめにレース関係の動画が出てくることが多いのですが、こないだ見たレースで衝撃的なものがありまして。

それがパワーボートの上海GP。

パワーボートといえば昔車の方のF1のDFVとかDFRエンジン積んでた挺があったとか、ジル・ヴィルヌーヴフェラーリ時代のチームメートで大確執があったディディエ・ピローニが「パワーボートの事故で亡くなったらしい」くらいしか知識がなくて、実際の映像を始めてみたんですが。これが凄すぎる。

 

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水上のブイを周回する船のレースなんですが、コーナリングが異常。

ほんとに異常。

ほぼ4輪というか4輪よりグリップしてんじゃねえかという旋回スピードでコーナリングしてくのがどうなっとんじゃという。

 

自分は今まで船のレースって手漕ぎのイギリス人大好き的なものみたいに直線レースか、競艇みたいにドリフト的というかスキーみたいに滑らせながら曲がるか、もしくはヨットレース(最近JスポーツでやってるSAIL GPとか大昔に放送してたアメリカズカップ)みたいに水中に棒みたいなのをつこんで無理やり抵抗を作って鋭角に曲がるみたいなのしか見たことなかったんで。

こんなにスムーズに「極普通に」曲がってくのかと驚愕いたしました。双胴になってるのまではわかったんですが、あの動きができる理屈がわからん。

全速だと浮いて走っている船がぶりのぎりぎりでブレーキングして胴が水面についた瞬間にコーナリング始める感じ。コーナー手前で速度を落としてタイヤのグリップの限界を探る四輪と違った動きになるのでなんか得体のしれない動きになっている。

なのでイン側のブロックする動きが重要になるし、あんまりインに固執しすぎると外から競艇の全速まくりみたいにして抜かれる艇もいるので結構面白い。

 

こんな動きする船なら船もそうだしドライバーにかかる横Gも多分ものすげーんだろうなとか。

もちろんクラッシュもあるしフルコースコーションもあるしそこからのローリングスタートもあるという四輪レースファンにはおなじみの光景。

 

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名前を見てもなんだかわからない人たちが走ってるんですが、これからも機会があれば注目していこうかと。

 

あと他にレースとして注目してるのはこれ

 

 

ジェットスーツレース。

3次元の駆け引きになるので戦略がこなれてくれば相当面白そう。

 

世の中には知らんもんがまだまだたくさんあるなと。