イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

土偶と京について

金曜土曜と珍しく家にいることになりそうなので、イベント参加。

まず、金曜日に江別最高地点こと百年記念塔のふもとにある北海道開拓記念館で開催中の「北の土偶 縄文の祈りと心」展を。

昔、家からチャリで十数分の位置に縄文の遺跡(旧海軍の放置軍事施設跡地)があって、遺跡として正式に発掘される前に遊びに行くと道端に矢尻や土器が落ちているのを発見したりとか、その施設あとでなんか穴がぼこぼこ開いた野っぱらだなとか思ってたら後々それが縄文住居遺跡の柱の穴だとわかりびびったことなんかががあるわけで。
そんなことからまさに縄文の申し子といわれる俺にとって、国宝指定の3つの土偶が勢ぞろいする千載一遇のチャンスを見逃すわけには行かないと。
まあ、縄文はそれしか知りませんが。
そんなわけで平日の朝10時過ぎに二十数年ぶりに開拓記念館に突入したんですが。
平日なのにものすごい人の量に圧倒されながら土偶軍団を見学。
ガラスケースに入ってはいるもののロープや柵なんかがなく、列を作ったりしなくてもすき放題に近くで国宝&重文クラスを見れた。
やはり教科書に載っているクラスのものを生で見ると燃えるものがあったりなかったりで、思わず帰り際に合掌土偶フィギュアを購入。
あと、場内解説の音声がなぜか椎名へきるさんが行っていたらしく、思わず目を覚ませ男なら的な気持ちになりました。


で、土曜は国鉄旧千歳線東札幌駅&定山渓鉄道東札幌駅跡地でおなじみの札幌コンベンションセンターで行われた 「スーパーコンピュータ「京」を知る集い in 札幌」に完全なる興味本位で泥氏とともに参加。
完璧なる興味本位。
開演ぎりぎりに悠々と入場。中学生や高校生、ご高齢の方が多く見受けられて研究者っぽい人は余りおらず。
(関係ないですが、悠々と入場というのを見ると社会の教科書に載ってた「我が代表堂々退場ス」を思い出します) 最初の道内出身の「京」プロジェクトリーダーの方のお話が非常に素人にわかりやすく好印象。開発の意義や動作の仕組み、世界一になった理由、利用目的などについてかいつまんで説明していただけて非常にありがたかった。
そのあとの有機ELをメインに基礎研究をされている教授の方の公演は、有機ELの素材の基礎研究に京を使うとこんなに便利ですよというお話。
が、大学の教授らしく聞いてる人全員が液晶モニタの仕組みと有機ELの仕組みを知っていることが前提のマジックナンバー的な専門用語頻出講演。
たまたま仕事柄液晶ディスプレイの仕組みは知ってはいたので雰囲気はなんとなくわかったものの、女子中高生を筆頭にご高齢の方などもポカーン状態なのが後ろで見ててたいそう面白かったです。
その次の研究者の方(外見は一部の人は知ってるオホーツクさんそっくり)は海水の流れが地球上の気候に表す影響を調べてる方で、海流の流れを京でシミュレートしたら精度が数百倍に上がりますぜ的な話。
一番面白そうなシミュレーション理論のところが時間不足でぶっとばされてしまったんですが、一番京の使用目的とあってそうな研究。
以上で講演終了。
帰り際、京の1ユニット分の実物大模型の前で開発の富士通の方のうれしそうな技術的解説を盗み聞きしながら、お土産(「京」エコバッグと「京」手ぬぐい。手ぬぐいが異常にかっこいい)をいただきお開き。

関係者おっしゃりたかったことを自分なりに解釈すると「基礎研究でつかってんだから必要に応じて作ってたら世界一になっちまったんだよ。世界一が目的じゃねーよ。シミュレーションによって研究費が何分の一にもなってるんだけど研究が複雑化してるんだからこの速度でもぎりぎりなんだよ。早く次世代開発させろや。あと仕分け氏ね」という感じで。
有機化合物の無列に複雑なモデルとか見ると、とりあえず研究者の方々のシミュレーションに必要と言いたいことはよくわかりました。
個人的には「ハードの速度が遅いのはプログラムの技術で何とかすべし」と習った旧世代の人間なので、力技のハードスペックのみで無理やりシミュレートはすげーけど美しくはないわなとか思ったり思わなかったり。

それとコンベンションセンターがむやみやたらと立派なのと、帰り際にちょろっと寄った隣接する商業施設イーアスが心配なくらい人がいないのもイヤというほど見せ付けられました。土曜なのに。







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