イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

根室本線廃止予定駅見学ツアーその1について

根室本線新得-富良野間が来年3月に廃止予定ということで。

3月廃止なら雪のない状態の駅を見ることができるのも今のうちだなということで根室本線廃止部分を見学に行ってまいりました。

先日遠いとか散々文句を言って履いたんですが、新得まで行かずに落合からスタートすると、家からの距離とか新得落合間の移動とかが省けてなんだかんだで80キロほど走行距離が少なくて住むことがわかりまして。
 

深夜出発で夜明け狙いで行ってまいりました。 

今回行ってきたのは廃止される

落合・幾寅・南鹿越・金山・下金山・山部・布部の7駅。

 

途中から酷い雨が降ってきてぐっしょぐしょになり凍えながらウロウロしてきたのでそんなに細かいところが見られなかったのは残念。

 

今回の日記は第一弾ということで三駅をスマホとかコンデジで撮った雑な写真で掲載。

 

 

 

落合駅

 

 

 

幾寅駅

 

 

東鹿越駅

 

 

 

 

 

落合駅はかつての難所狩勝峠越え用補機を連結してたりしたところ。
広い構内に機関車を待機させたあととかそんな施設の形跡が残っているはずだが、立入禁止で構内に入れなかったので詳細な観察ができなかった。無念。

手前から見る限り幾寅の方に続く線路部分はほぼ自然に帰っていてもはやわからない状態。
駅から出るとちょっとした市街地で笑点とかホカ弁屋とかのあとも見受けられるのでかつては色々な中継地として機能してたあとが見受けられる。

落合についたときが一番の激雨でカメラぶっ壊れるかと思ったので殆どが防水のデジカメで写真撮ってたた。

 

 

幾寅駅は鉄道員(ぽっぽや)の撮影地で有名な駅。

留萌本線恵比島駅すずらん撮影地ばりに鉄道員のセットが残っている。広末涼子が絶頂期の映画なので広末がかわいすぎる。この頃は広末がこんなことやあんなになるとは思わんかった。

 

すずらんの恵比島はほぼ無人の地にセットだけが佇んでいる感じだったが、幾寅は周囲は結構な市街地。南富良野の中心地というか代表的な駅。

道の駅とかもあるしコンビニも商店や飲み屋さんなんかもある。鉄道が運行されてたときは一日の乗降客が100人以上いたのでなかなかではないかと。

駅としてもぽっぽや抜きにでも駅はでかい。

駅周辺の線路はきれいだが駅から少し離れると線路は完全に自然に帰っているさまが見て取れる。

 

 

南鹿越駅は古い木造駅舎が残っていてかっこいい。

そして工場以外は無人。眼の前にはかなやま湖。それ以外はひとけがない。人の気配はゼロ。無人

元々廃止される予定だったのが台風の影響で鉄道が新得までいけなくなり、鉄道が交換可能なこの駅で打ち止めになってた影響で廃線まで延命したとのこと。

駅舎は立派なんですが集落とかがあった跡とかも特になく。石灰石とか木材運搬用の専用線の分岐駅だったようだけど、貨物専用線の運用に旅客用の駅舎が必要だったわけでもないので。wikiとか見てもこんだけ立派な駅舎があるのは謎。

 

今まで見に行った他の廃線予定を見に行ったのに比べると東鹿越駅以外はかなり人の気配がしますし、幾寅とかは完全に普通の駅の様相。明らかに利用者がある感じ。

ただ天災相手にはにはいかんともできんですわな。