イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

謎の生物について

こないだ道ばた走ってたら街灯下に蛾が大量に落ちてまして。
石狩空知方面では9月頭によく見る風景なんですが、何の蛾かなと思って調べたらクスサンって言う我でした。
なんだか楠正成に対して親しくなってちょっと一杯さそうときの石田三成がいいそうな台詞ですが(うろ覚えなので人物名適当)そうではなく、実際は「楠蚕」と書いてクスサンと読むそうです。
要はカイコガの仲間だそうで。シルク取り放題。

カイコガの仲間の多くは幼虫のころは桑の葉なんかをガンガン食うんですが、成虫になると口が存在しない謎の虫らしいです。
口が無いというと一瞬トワイライトゾーンという映画で出てきた魔法の家の話を思い出してしまいます。
とりあえず、クスサンはサナギになった後は何も食べずただ羽化して飛んで卵産んで死ぬだけ。
我の仲間は成虫になっても羽根がなくタダもぞもぞ動くだけの我とかもいたりして謎の多い昆虫だそうです。

そんな子供のころに図鑑で読んだ話を仲間内でしたら結構評判だったんですが、世の中にはそんなもんじゃないくらい謎な虫がいるわけで。
俺が子供のころにナナフシと同じくらい心引かれてた謎の虫とはカイガラムシですよ。
すげー謎ですよ。カイガラムシ
植物の樹液などを吸う、一応アブラムシ何かに近い仲間だそうです。

で、なんで子供のころの俺が燃えてたというと、虫のくせに脚がない。
脚どころか羽も触角も目も無いっていう種類が多い虫。ようするにタダの物体。
もうすでに虫だか何だか分からない究極の存在ですよ。それがクワガタやトノサマバッタと同じ虫の仲間ってのに幼少のころの俺が激燃えです。
だって、口と生殖器しかないんすよ。基本的に。物体っすよ。ただいるだけ。昆虫界の石ころ帽子ですよ。そんな虫がいることに熱くなってました。

ただ、カイガラムシは農業の世界では猛烈な害虫なんですけどね。
それでも生態系の一部として存在できているのがすごいなとおもってました。

あ、ハッサクなんか食うと皮についてる黒いポツポツがカイガラムシですわ。
「こんな黒いツブツブのくせに虫(笑)」とかおもってしまいますが、案外我々の生活にも役立っていることもあるカイガラムシ

そんなカイガラムシの凄さをぜひWIKIで。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%B7