新千歳空港駅作りかえ大計画中とのことです。
国交省からやれというお達しが前々から出ているあれです。
今の駅の問題点は本文中にも触れられている
以下引用
現在の駅は国内線ターミナルビルの地下で、一つのホームの両側に線路がある「1面2線」。関係者によると、新駅は「2面4線」以上とし、ホームの長さを現駅よりも延ばして現在の快速エアポート(6両編成)より長い列車も停車できるようにする。
以上引用
というMAX6両問題もそうだけど、南千歳-新千歳空港駅間が単線ですれ違い出来ないというのもなかなか問題のようでして。運行本数増やそうとしても単線だとなにをどうやってもどっちか一方向の列車しか動かないわけで。新駅とともにもう一本トンネル掘るということになるのでなかなかなプロジェクトだなと。
あと石勝線方面や函館線直通するとして気動車の特急がそのまま新千歳空港の地下駅に突入してくるというなかなかファンキーなやつ。
排気がかなりある気動車が地下区間で運用されてる例が日本にあるのかなと思って調べたけど、過去に名鉄名古屋駅にキハ82コンパチの特急が乗り入れていたくらいで現在はなし。台湾の高雄駅近辺が現状で地下での気動車運用の例になるようですが、そう遠くない未来にはなくなる模様。
上記の体験した人の記事を見ると相当煙いそうで。アーケード付みたいな札幌駅でも気動車は相当においするので、地下だとなかなか大変だろうなとは思います。車のトンネルみたいに上側にクリアランスあるわけでは無いので、排煙すること自体相当大変だと思いますし。
対策として一番有効なのは長万部以南と石勝線を電化するやつ。
そうすればオール電化されるので排煙問題も何もないかとは思いますが、金額的にアラブの石油王が爆笑するくらいの金がいる上に黒字になる見込みがまったく立たないので無理。
焼肉屋の排煙装置みたいのを駅につければ駅でのアイドリングの煙は防げるかもしれないけど、架線があるのでどのくらい効果があるかどうかわからず。
蓄電池も持っている新造特急を作って地下区間だけ電気で走るのも対策にはなるけど、せっかく大量に作った261系をどうするんだという。
旧関門トンネル方式の南千歳と植苗で専用の電気機関車が待ってて地下区間だけ電気機関車駆動とかなら一部ファンは盛り上がりますが、遅くなるわ大変だわで。
たぶん新千歳周りの新線と南千歳周りの旧線作って、エアポートやすずらんは新線、おおぞら(とかち)や貨物は旧線周り、2030年だから新幹線通ってるので北斗は廃止みたいな面白くない普通の対策するんじゃないかと思いますが。
あとは札幌貨物ターミナル駅の渡り線問題もどう解決するかですがそれは書いてないので。厚別と白石の間にさらに999チックな橋が出来ること期待しつつ座して待ちましょう。