イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

1000円の壁について

札幌に一蘭というラーメン屋が出来たということで、一部マニアが沸き立っております。

sapporo-list.info

一蘭は仕事で九州にいたときに職場の未開の帰りに誘われることが多く結構な回数を食いました。

そのときの感想は「初期山岡家のほうが自分の好み」でしたが、果たして今はどんなもんなのか。

ちなみに値段は一杯980円だそうです。

 

ichiran.com(記載は無いが札幌店も980円とのこと)

 

で、関係は無いですが食べ物関係でこんなのもありまして。

 

limo.media

 

あんまり潰れないことで有名だったココイチですらお客さんが減ってるらしいと。

メニュー表見るとパリパリチキンカレーにチキン煮込みを入れたら1000円オーバーは確かにちょっときついなと

 

若いころココイチに行ってたときに良く食べてた「チキン煮込みカレー チキンカツトッピング 3辛 500g」だと今は1350円程度。

さすがに今はそんなには食わないけども、この金払うなら開いていればコロンボかみよしの行くなぁという印象。

とくにココイチはベースのカレーだけだと本当にベースしかないので非常にきつい。

まずいわけでは決してないのだが、何の変化もないルウを食べ続けるというやつ。

なのでトッピングはほぼ必須なのだけど、トッピングをするとあっちゅうまに1000円オーバー。

 

一蘭も980円に抑えてるというところを見るとやっぱ1000円の壁ですよ。

 

うちの会社に10年以上いるのに給料微増、下手したら手取りが下がっているような俺の状況ですし。

うちの会社が特殊だとしても世間的に一部の方以外はさほど金回りがよくなった話を聴かないので一食に1000円札払ってもたりない状況はなかなか商売上厳しいのかとおもいますわ。

 

そんなわけですが、値段高くしてもいいので山岡家はラードを昔のやつに戻してくんないですかね。あえて。

 

ちなみに予断ですが。

 

news.yahoo.co.jp

こんな記事を見かけまして。

「てめえで稼いだ金でてめえが妥当だと思ってるもの食ってんのになんで文化だ価値観だだのいわれて高いもの食えみたいなこといわれなきゃならんのだ。高いラーメン出すなら出せばいいじゃん、食うか食わないかは客が決めるし」とは思わなくはないですが、たぶんおれがゆがんだ人生を送ってるだけだし作者さんもそういうことを言いたいんでは無いんだと思います。

高くてもおいしいラーメンならいいとは思いますけど。

ただ、「うまい.!1000円越えの価値がある!」と思わせるために最初の一杯を食べてもらうまでのハードルがものすごい高いとは思いますけど。フードライターは仕事だから食べるのが仕事だし食べるとは思いますが、一般の人が食べてないのを食う人が意識が足りない的な扱いをにされるのはちょっとアレです。

だってそんな高いラーメン屋、ただ単に飯食いたいだけのときは値段見ただけで入らないし。値段かいてない高そうなラーメン屋なんてそもそも入らないし。

どっかで食べてうまいってこと知ってて懐に余裕あるなら1000円だろうか余裕で入りますけど。

あとラーメン(とスープカレー)は個人の好みがものすごく出るので、万人が「ものすごくうまい!!」というラーメンはなかなか存在しないからなぁ。

好みが分かれるからほとんどの店でデフォルトで味が3種類あるんだし。

店主がこだわった本当においしいラーメンを出すのは大変いいとは思います。ただそのたびにラーメン発見伝のラーメンはげの正論が頭をよぎりますが。

限定だの何だのラーメンを作ってる店が多いけど、そのときしか食えないラーメンがうまくても一回しか食えないんじゃ。同じラーメン食いたいときにその店行っても食べられないんだしな。なんでマニアの方々はあの手の限定ラーメンをありがたがるのか意味がわからん。

安く誰でも食べれる価格で長年同じ味のものを出し続けていつ行っても安定しておいしくて潰れない店の偉大さよ。