先日温泉ついでに無駄に色々巡ってきてたのですが、前々から話は聞いてたけど一回も行ったことがなかった富内線の廃線跡に行ってまいりました。
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富内線は日高本線の鵡川駅から日高町駅まで結んでた路線で1986年廃止。
鵡川駅は今でも現役だが日高町駅は日勝峠に行くときに日高の道の駅があるが、その札幌川の手前にある(あった)セイコーマートの裏くらいに駅があったはず。
現役時代にも乗車はしていなかったので完全な初訪問。
今回訪問したのは振内(ふれない)駅跡の鉄道記念館と富内(とみうち)駅の保存駅舎。
占冠から門別競馬場に行く際に近くを通るので、これを機会に見に行こうかと。
富内駅には割と有名な「さよなら銀河鉄道999のアレ」的なオブジェがあるとのことを以前から聞いてはいたのですが、このあたりに来ることがなかなかなくて。

これ。
これを見てしまったら「今、万感の思いを込めて汽笛がなる」城達也的なナレーションを脳内でしてしまうことは確実。もしくは誰もいなかったら絶叫してしまうかもとか思いながら行きました。
とはいってもただ単に駅舎の跡と線路と動かない車両があるだけなので、こう何かがあるわけではないですが。
ただかなりしっかり手を入れて保存しているので線路関係は大変綺麗。
映画のスタンドバイミーごっこをするには非常にいい場所かと思います。
あとやっぱSLはテンダー付きが萌えますわな。
バランス的にかっこいい。
このD51、実はサハリンを走っていて戦後の混乱期をくぐり抜けて引き上げてきた希少なD51の生き残り。
ナンバーのD51の後ろに「−」がつくのがサハリン仕様とのこと。サハリン引き上げ機は現存2両とのことで、もっと注目されてもいいのに。
振内駅


富内駅



あとは銀河鉄道的なアレですが。
「キット、このまま突っ込んでジャンプだぜ」
「マイケル危険です、マイケル!」
「フォーーーーッ!」
のジャンプ台っぽい感じでした。
万感の思いを込めて汽笛は鳴らなかったです。


ついでですが、写真の展示があったので。
2億回くらい言っているが”このときの”広末は最高すぎる。マジで最高すぎる。
多分富内駅の小道具を使って鉄道員の映画を撮影したので写真があるのだと思うが。色抜けに時の流れを感じる。
