イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

夕張のぱんじゅうについて

新二岐(新二股)駅舎取り壊し現場を見に行ったついでに夕張をうろうろしてきたんですが、ぱんじゅう屋が久々に開いていたので立ち寄りました。

 

 

hokkaidofan.com

 

ja.wikipedia.org

 

この夕張のぱんじゅうがくっそ好みなんですよ。マジで好み。

 

ぱんじゅうとは何というか北海道で言うところのおやき、本州で言うところの大判焼き

これを大ぶりのタコヤキの型で焼いたみたいなもんで。

自分が最初に食べたのは狸小路にあった店で、現在は小樽に移転しているとのこと。

狸小路の店は「魔の粉と魔の水を使っている」とか看板に書いてある謎の店だった気がする。

 

現在ぱんじゅうは小樽名物的な感じで発展していて球に札幌駅構内で売ってたりもしますし、小樽に行けばアーケードんところで観光客が集まって勝ってるのを見かける。

もちろんうまいはうまいんですが、個人的には夕張のぱんじゅうの方が好み。

生地が薄皮たい焼き的なカリカリで餡多め。そして小樽のぱんじゅうは甘いのだ。甘味だから甘くて当然なのだが、甘い。

 

対して夕張のぱんじゅうは生地がふかふか。そして餡がこし餡というよりも塩餡に近い感じ。しょっぱさが先に来てから甘みが来るという独特な味がする。

これがたまらんのですよ。

 

 

そしてこの令和の世の中に新聞紙で包んであって、中に経木。この感じがまさに昭和からの伝統で、まさに夕張。

1個110円に値上がりしてはいますが、まじで5個くらいなら一気に食えます。たまらんす。

 

 

 

暖かいの食ってももちろんうまいですし、さめたのでも香ばしいあんパン感覚で食える。餡が多すぎないとこがいいんすよね。

 

公共交通機関で行こうと思えば行けなくはない場所にありますが、店がやってる時とやってないときが割とランダムなのが玉に瑕です。

うまい具合に営業してたらぜひ食べてみていただきたい。

たぶん後数十年営業し続けているというわけではないでしょうから機会があればぜひ。

 

地元のくっそうまいおやき屋もそうなんですが、この手の謎の婆さんおばさまがやってる謎のうまい店はなんで営業日がランダムなんだろう。

婆さんおばさまがやる店は「規則正しく営業してはならない」とかいう法律があるんだろうかと思うくらいやってんだかやってないんだかわからん。

 

ただそのランダムっぷりを乗り越えて、うまいものを食えた時の喜びもまた格別なもので。もう少しだけ昭和の残り香を追いつつ道内各地を探訪していきたいと思っております。