ファミコンのディスクシステムって夢の塊だったと思うんですよ。
ゲームの容量が増えたのもそうなんですが、500円での書き換えもそうですし。
あと何といってもFM音源搭載が。初代ゼルダのOP聴いた時の戦慄たるや。
当時をリアルタイムで生きてきた人間でしかわからん衝撃だとは思います。
まあ今のゲームのほうが生曲そのままならせるのでいいんですけども。
でもカセットに内蔵された三和音しか出てなかったものが、ディスクシステムのチップで今までに(ファミコンでは)聞いたことのない音になって出てきて。その音質とかビブラートのかかり具合とかがなんか言いようもなくすごくなってた時のテンションの上がり方は何と言いますか。
これが未来か。家のテレビから未来発生、みたいな。
そんなディスクシステムで初代が発売されたコナミの名作ゲーム、悪魔城ドラキュラ。(のちにカセットでも出てますけども)
ディスクシステムでは俺はアイスホッケー・バレーボールと並んで狂ったように遊んだゲームでして。
ノーコンテニュー、ノーミスはもちろんタイムアタックなんかもやってました。
時計塔のせむし男のジャンプをくぐって後ろ向いて鞭打つところとかなんか「ゲームやってるー」みたいな感じですげー好きです。
で、その悪魔城ドラキュラ。なんか宝塚劇団で舞台化されるようです。
1面のゾンビを聖水でコンボ決めて無限増殖する技も舞台で!すげえ宝塚!
地下水脈で半魚人がジャンプするけど地面がなくてざばーと出てきただけで落ちてゆくさまも舞台で!
最後のドラキュラの三方向の弾を打ってきた瞬間にジャンプして顔面を鞭打ち
変身後は聖水連打も舞台で再現!
結果的に聖水祭り!聖水最強伝説!
と、思ったら~月下の覚醒~みたいなサブタイトルがついてて。
初代ドラキュラではなくオリジナルなのか悪魔城ドラキュラXっぽい感じが。
まあ今更初代とか舞台化せんですわな。
自分はアーケード版の悪魔城ドラキュラとかX68000のドラキュラとかはやったんですが、ドラキュラ2をやってみてアクションゲーム要素が薄くなっててなんかあわんなーと思って以来ドラキュラシリーズやってないんすよね。
いくら舞台とはいえドラキュラのゲームをリスペクトする精神は見せてほしいところ。
最低限ジャンプして着地する際は立膝状態で「スチャ」という音ともに着地するくらいは舞台でもできると思いますので。ぜひお願いします。
俺はチケットも取れないでしょうし見る機会はないとは思いますけど、ぜひお願いします。