急に「禿」もしくは「漆」と書いてある謎の袋が置いてあるなと思ったが「黍(きび)」と書いてあるようだ。
禿とか大胆なパッケージだなとか思ったが勘違い。
そんなわけで先日近所のスーパーでなぜかきびだんごが売っていたので買ってみた。
一袋270円程度。
節分だからかと思うが、桃太郎に節分は関係ないといえば関係ない。
有名と言えば有名なのだが、地元できびだんごと言えば当然栗山町で作っている谷田製菓のあれだ。
谷田製菓のきびだんごは「起備団合」と記載するお菓子であの桃太郎のきびだんごではないとのこと。
あんこと水あめが練りこんだようなあの何とも言えない味と、油断して冷えるとガッチガチになるあの謎の硬さと、周りのオブラートで有名なお菓子だ。全国的に知られているとは思えないが、とりあえずここらの人は大体知ってる。
だが、今回のは本当にのきびだんご、いわゆるトゥルーきびだんごのよう。
裏にもきび粉を使っていると書いている。
これぞまさしく真のきびだんご。
トゥルーきびだんごストーリー。
なぜか岡山ではなく対岸の四国愛媛だが、ただあの辺りは全般的にきびだんご食べると聞いたことがあるので無問題。
谷田製菓のきびだんごが大好物である俺は非常に期待をしつつ、おそらく生まれて初めて真のきびだんごを食ってみたが、きな粉のついた甘い餅でした。餅というか団子部分はかなり甘さ多めですあまに近い感じの甘さ。
それに加えてなによりきな粉が多い。無茶苦茶なきな粉。
形状的にぱっと見だとだんごの中にあんことかなんか入ってるかと思ったんですが、そんなこともなく。ノーマルなだんごでした。
これ1袋でかなりな量が入っている。たぶんだんご20個くらい入ってるので気楽に封を開けると後悔することになるので要注意。
なんか、すげーなきびだんご。