なんか長文ですが。
2023年、100周年記念大会のルマン24時間も無事終了。
久々の現地16時スタートに戻ったルマン24時間でしたがレース結果はこんな感じ。
詳細は各wibサイトのリポートを読んでいただくとして。
序盤の6時間くらいはまともにレースをしてないというか、大波乱すぎて何が何やらという。
延々と続く仕切りの悪いペースカーランやポルシェカーブだけをねらった局地的ゲリラ豪雨、トヨタ7号車やLMDhポルシェ勢を含めプロアマ関係なく乱発するクラッシュなどもう何がなんやら状態。
ルマンというよりかはニュル24時間的な様相。
そんな中、いろいろありながらもトヨタとフェラーリの秒差バトルが23時間くらいまで続いて、最後の最後で我慢比べを制したフェラーリが優勝、トヨタ2位、キャデラックが3位。
序盤から各メーカー入り乱れての大激戦で表彰台に上った3メーカー以外にもプジョーやポルシェにも十分チャンスがあったレースでした。
特にプジョーは一時期トップに立つなど今までのレースは何だよか思うくらい速くてテレビ解説陣をざわつかせておりました。
24時間のレースの中でフルコースイエロー40分、ペースカーランが3時間ちょっとということで、結果ルマン20時間レースの様相だったわけですが、結果的にはほぼ同一周回内での大激戦。
22時間近くたってトヨタ8号車が刺さるも3分ほどのロスで復帰。フェラーリもピットアウト時にシステム再起動しないとスタートできない症状が出てタイムロスするなど満身創痍でかなりルマンっぽい展開で白熱いたしました。
今回物議をかもしたハイパーカー勢へのレース前の謎のハンデはレースの面白さという意味では結果的には大成功だった模様。
レギュレーションに書いときゃ何ら問題もなかったんですが、レギュレーションぶっちぎってやったから問題なだけで。面白いことは面白かったです。
我々の世代ではおなじみのジャン・マリー・バレストルいたフランスが主催してるレースなんでまー100周年はいろいろ政治的な思惑が働いたんでしょうなー的な気はしますが。
今年で最後のLM-GTEクラスは予選はフェラーリ勢の天下だったものの決勝はコルベットワークス対ポルシェプライベーター勢の争いに。
こちらも見ていて面白かったですが総合争いの陰に隠れてそれほどクローズアップされなかったのは残念。
LMP2はルマンは走ることができるものの、WECでは今年限りとのこと。
レースは相変わらず混沌としたレース。実質ワンメイクなら仕方ない。
で、思ったこと。
テレビの解説で言ってた話なんですが、WEC(FIA)&ACOから「トヨタはルマン前のレースで速いからハンデつけるわ。いいじゃん、速いんだから」みたいなこと言われたとのことでして。
それで謎ハンデつけちゃうと来年シーズンのWECってルマン前のレースは誰も本気で走らなくなるんですが大丈夫でしょうかねーとか思うわけですが。
少なくとも自分が新規マニュファクチャーならわざとセッティング外して手を抜きますわな。WEC自体が自分たちのシリーズ戦の首絞めてどうすんだよとは思わなくはないです。
「日本以外はまれにみる好景気」という影響もあると思うんですが、来年はマニュファクチャーが狂ったように参戦してきますし。
まーなんかいっぱい出るからなんかっごちゃごちゃ言われてもいいかなーとか言う感じかも。
でもシリーズ戦も大事にしないと。
ルマン以外の名誉与えないとメーカーなんてすぐやめますぜ。
メーカーはトヨタみたいな継続参戦するメーカーはまれで他はすぐやめますし。出たり入ったりするF1のホンダみたいなムーブが普通。
80年代末→90年代初頭のCカーでの
「ブームでメーカー勢が大量参戦→枠がなくなってプライベーターがいなくなる→いろいろあって各メーカーが大撤退→プライベーターも参加する車が無いからルマンに戻ってこれない→誰もいないルマン」
という過去の出来事を見ていた世代の人間としては、今の偉い人も知らないはずないと思うんだけどなあ大丈夫ですかねと強烈に心配になったりします。
まーあと数年は大丈夫だとは思いますけども、その後はどうだろ。
さて、新クラスのLM-GT3のがメーカー主導になりそうで今年以上にレース前の駆け引きがすごそうなルマンですが、それはそれで楽しいのでワクワクしながら追っかけたいなと。