「このジンギスカン、臭みが全くなくておいしいー」というセリフを聞くたびに「ジンギスカンは羊の独特の臭みがある肉をたれにつけて食うのが埋めえんだろ。臭くない肉なら普通に牛肉の焼き肉食ったほうがうめえからそっち食え」と思う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
まあ偏屈なこと言ってるのは重々承知してるんですが、テレビ番組とかなんかうまいもの紹介系のページとかでもすべて杓子定規的に「ジンギスカンなのに臭みが全くなく」ばかりなので、家の庭とか花見とかで羊肉の香りたっぷりな丸肉にニンニク入れたベル ジンギスカンのたれをたっぷりつけて塩お結びを食うのがジンギスカンとして育った人間としてはなんかあれなんですよ。
それと同じくらい道内でも結構雪が多い地方民としては
「北海道は土地が余ってるので道が広いので快適」とか言われるのが結構あれなわけで。
まあ快適ではありますし確かに夏は広いかもしれんのですわ。夏は。本州に比べたら。
問題は冬なんすよ。
割と雪が多い地方に住んでる民としてはまず冬に車で走ってから言えといいたい。
無駄に広く見える道路、特に路肩って雪をよけて置くスペースなんですわ。
片側2車線の両方向合わせて4車線ある道路が、大雪の後には両方向合わせて1.5車線くらいののすり鉢状の道路になるような道(しかも毎年)を運転してから「土地が余ってて道が広い」とか言えと。
一瞬思うわけです。一瞬ですが。
というわけで、今年も大雪予報が出てるようで。というか2年ほど前の地獄のドカ雪と同じ感じの予想が。
雪をよけてもよけても30分後には同じ量が積もってるというあの地獄の無限連鎖は勘弁していただきたい。多分降るけど。
誰か雪かきやってくんねーかなあ。