イーアルカンフーのキックの音「パポー」あたった音「ボッ」

復活した日記と旧来の日記の詰め合わせです。旧タイトル「夢はネジコンをねじ切ること」「部屋とYシャツと私と俺とお前と大五郎」 現在毎日更新チャレンジ中。

2025道北温泉強行入浴ツアーの報告について

先日の温泉ツアーのまとめです。

2日で8箇所もお湯に浸かると大変ということで、長文ですがご笑覧いただければ幸いです。

以下、超箇条書きで。

 


今回のスタート地点、高砂駅8時すぎに待ち合わせ。

たまに北海道にやって来るアーケードゲーマーだが案外ナムコゲーはやらないことで有名なサウナマニアの某氏(高校の同級生)と合流。

過去3回度ほどサウナ巡り強行ツアーを行っているが、今回は朝倉温泉を中心に道北の泉質が面白い風呂メインで回りたいとのリクエストがあり。
俺が過去に行った面白泉質の温泉をセレクションしつつ初訪問の温泉なども織り交ぜてチョイス。


 

車内で近況や岩見沢あたりの速度取り締まり状況などを確認しているうちに1か所目の「えべおつ温泉」へ到着。
ここは2種類ある源泉水風呂目当て。

 

 

開店合わせで行ったが土曜日だが割と空いてて満足。
相変わらず冷鉱泉水風呂もいいし源泉のほうの水風呂も入りやすくて素晴らしい。

 

軽く入浴を済ませた後に深川から多度志経由で幌加内へ。
幌加内といえばそばが有名。街中でそばでも食おうと思ったがどの店も激混みで並び発生中。
並ぶのも癪なのでそのまま何も食わずに2か所目の「せいわ温泉ルオント」へ。道中、「ルオント」とは何かということを適当にでっち上げつつ到着。アイヌ語で留辺蕊とかと近い意味でね?みたいなこと言ってたが。(あとで調べたら全然違った)

道の駅併設の温泉で手打ちそばが食えるのと水風呂の温度が低いので有名らしい。初訪問。

 



こちらの手打ちそばも激混みで1時間待ちだったが注文を先行入力して待ち時間に風呂に行けるとのこと。最高だ。

蛍光っぽい緑色のお湯。穂別の温泉ぽかった。水風呂はそれほどでもなかったが、ふろ上がりに注文しておいたそばを食べたがキンキンに冷えていてかなり良かった。

 

で、次の目的地の朝倉温泉(歌登)が閉業していることがわかる。この辺りのくだりは以前の日記に記載済み。

そのまま歌登に行くか別の場所に行くか審議するも、せっかく来たんだからとりあえず歌登に行ってみるべということに決定。

行ったところで別段は入れるわけでもないのだが、失われてしまった朝倉温泉跡地を見る。あーとか思いつつ朝倉温泉から歩いて1分もかからない場所にある「うたのぼりグリーンパークホテル」に入浴。

 

 

グリーンパークは相変わらずの炭酸で気持ちいい。

グリーンパークの源泉風呂は2~3人は入れる湯船に41度くらいの沸かした温泉が入っていて、そこに炭酸入りの源泉を冷たいままちょろちょろ足してるだけ。なのになんでこんなに炭酸が残存するのか。開口部が広いし湯温もそれなりにあるのに。仕組みがわからんが面白い。

 

十分堪能した後は北上。

バイク乗りにはおなじみのまっすぐな道路のエサヌカ線など見学したり、走行中にシカに襲撃されたり、道の真ん中に突然バリケードがおいてある謎の事態に遭遇したりしつつ稚内へ。

 

 

独特な雰囲気の受付の人がいる旅館にチェックイン。

本土最北端の山岡家で飯を食いつつ本土最北の温泉の「稚内温泉 童夢」へ。

ネーミング的にレーシングカーを作ってそうな温泉だが。

俺は春に訪問するも臨時休業。念願の初入浴。

 

 

かなり巨大な公共系の温泉で重曹のヌル付きのある感じの泉質。

そのほかの浴槽やサウナ、露天など施設は超充実。これで600円とは。

これでついに温泉も最北端を制覇。

 

Day1は以上。

 

運転の疲れもありそのまま爆睡。

 

 

Day2は泊まった北乃宿という温泉旅館の朝風呂からスタート。

 

5時に起きて近所をうろうろして体調を整えてから入浴。おそらく童夢と同じ源泉だと思うが風呂が小さいだけにヌル付きが大きい。かなりよかった。

お湯の鮮度というやつだと思うが、鮮度とか言う言い方が温泉マニアっぽくて嫌い。だけ度なんか馬言い方がないのでそういう感じということにしておく。

あと宿の兄ちゃんが独特。すごい。

 

8時にチェックアウト。

某氏は北海道出身なのに稚内は初訪問とのことで、ノシャップ岬→稚内駅&波防ドーム→宗谷丘陵&白い道→宗谷岬という定番観光コースを巡回。

 

 

午前中は稚内定番観光に費やし昼過ぎから温泉巡り再開。

まずは「豊富温泉 ふれあいセンター」で原油風呂を味わってもらうことに。

 

 

自分は今回、一番ここが印象に残った。

ふれあいセンターへの訪問は十数年ぶりなのだが、ふろに入ってみてお湯に含まれる原油の含有量が極端に減っていて驚愕した。

以前は更衣室に入った途端ガソリンをぶちまけたような刺激臭がしていたが、いまや刺激臭が少なく快適。

更衣室や浴室内にあった火気厳禁の看板もすべて撤去され、浴室内に張り巡らされていたオイルフェンスもなくなっていた。

以前のデンジャラスな温泉というよりも、若干揮発臭のするいい感じ温泉になっていた。

自分のような刺激臭に弱いタイプの人間には入りやすくなったともいる。

 

十数年前にここに訪問した時に風呂にいた地元のじいちゃんから「子供のころはここの湯の花の量はやばかった。油の塊が浮いてて子供だから「う〇こ」とか言いながら投げ合って遊んだもんだ。当時からはだいぶ減った」と言っていた。

あの火気厳禁の表示が張りまくられていた当時ですら「だいぶ減った」といわれていたのだから、そんなもんじゃないくらいの濃度になった今の状況とか結構やばめなのではないだろうか。

個人的には行くなら早めがいいのかもとか。

 

そんな長風呂がしやすくなった豊富温泉を堪能した後は日本海側に出て「てしお温泉 夕映」に。

 

 

ここも豊臣に負けず劣らず強烈なので。

独特のアンモニア臭が強烈なので有名な温泉。

豊富の刺激臭は薄くなっていたが天塩温泉は相変わらずの強烈具合。少しは自重しろという感じ。本当に目と鼻が痛くなる。

ただ、泉質的にはヨウ素を含んだ褐色のお湯は最高。匂い以外はまじで最高。

露天に出れば匂いは飛散するのでかなりイージーな風呂になる。

施設も立派だし一風変わった温泉を求めている向きには超お勧め。

 

この辺で汗が止まらなくなるが気合で日本海を南下。

 

昼飯を食いそびれたので小平のドライブインさわにてとんかつ定食を。

 

 

相変わらず最強すぎる。

 

さらに日本海を南下し留萌より旭川まで移動。今回最後の施設の「高砂温泉」へ。

 

ここは風呂目的が50%、ゲームコーナー目当てが50%での訪問。

風呂はかなり混み合っていたが浴室自体が大きいためさほどごちゃつきはなく楽しめた。

ゲームは目的のアウト欄が稼働しておらず、テーブル筐体のメンテがひどすぎて結構きつかった。

 

ゲームコーナー閉鎖時間近くまでしこたまプレイした後高速に乗り札幌に帰還。

みよしのにてみよしのセットを食べて塩分補充をしつつフィニッシュ。

 

 

今回の結論は

・泊りは楽。

・たくさん入浴することを予期して手加減してても汗はだくだく出る。

・いける風呂には行けるうちに行っとかないと(最重要)

 

でした。

 

次の候補としては独特な泉質の島牧あたりか。道北以上の秘境だが距離は近い。