絶賛閉門蟄居中なのですが、この機会に一度やってみたかったChromeOS(ChromiumOS)のインストールにチャレンジしてみました。
理由は特にはないのですが、一度やってみたかったという。
なんかLinuxベースのマシン一台欲しいじゃないすか。なんとなく。
いまさらながらわかったことですが、ChromeOSはGoogle公認のChromeBookに入っているOS。手持ちのマシンにインストールするのはGoogleがソースを配布しているChromiumOS。
ただChromiumOSをインストールするためには自分でビルドする必要があるわけでして。
ちなみにビルドとコンパイルとメイクの違いって調べて始めてわかりました。たまになんかやると勉強になる。
で、そんなビルドできる環境作るのクソめんどくさいんで誰かがビルドしたものやいろいろ改変したものなどいつくか種類があるようで。
今回はインストールが一番簡単そうなCloudReadyを入れてみる。
使ったマシンはASUSのUL20AというPC。
数年前に5000円ほどで買ったノート。
Windows10にしたりWindows7に戻したりWindows10に再びしたりしたんですが、ブルースクリーンがたまに発生するなどいまいち調子が悪い。メモリの相性かなぁとか思いつつ、いまいち使いづらいのでどうにかなっても気楽に使えるChromeOSにしてみようかなと。
インストールする前にメモリとHDDのテストを行ったんですが、HDDに不良発見。
代替処理済セクタの警告。
ブルースクリーンの原因これかなとか思いつつ、テストインストールなのでそのまま使用。
インストールはこちらのページの手順で。
メインで使ってるPCからLiveUSBつくってUSBからBOOT。
起動したCloudReadyからHDDにインストール。
なんの引っかかりもなくものの1時間程度で完了。
写真撮る暇ないくらい普通。
Windows10インストールの2兆倍くらい楽。
朝8時頃に思い立ってパソコン探したりUSBメモリ探したりしながらのんびりインストールを始めても10時には終わってた。
CloudReadyさん優秀。
使ってみたところただ単にChromeが立ち上がるだけのOSだが、ブラウズは出来るしメールも見れるしMP3の音楽再生もするしいたって普通。
googleアカウントをPCと同じものをつかうとブックマークやら設定やら根こそぎ引き継がれるのでなんかすることない。
NASにつないだり若干特殊なエンコードした動画を見るには設定いじる必要があるけど、チェックつけたりはずしたり、Linux特有の2バイト文字フォルダに気をつけたりする程度。
純正のChromeOSはGooglePlayがつかえてAndroidの一部のアプリが使えたりするそうですが、CloudReadyはGooglePlayが使えないためそういったことも出来ず。
「Fyde OS」なるChromiumOSベースのやつがGooglePlay使えるそうですが、中国本国の方が作ったりものだったり、謎のIDを登録したりする必要があったり、LiveUSB作るのがとても面倒だったりするのでやめる。
Androidのアプリ動かしたかったらWindowsにAndroidエミュぶち込んだほうが楽だと思われますし。
不具合らしい不具合はスリープから復帰したときにビデオ出力がおかしくなって画面がちゃける(方言)くらい。再起動すれば直るしそもそもスリープさせなければ問題なし。
結論としてはなんか使わないPCがあって車庫の中とか庭とか押入れの中とかでかるくWEBを見て調べものしたい時用のPCを作成するのなら非常にいいかも。
それ以外用途が思い浮かばん。
大容量HDD積んでてもダウンロードしたファイルをいじることも出来ので、ホントにあまった古めのPCで軽くWebなど見る用途に割り切ってる。
ちゃんとLinuxで遊びたいならUbuntuでも入れといたほうがいいですわ。
なんでもいいですが、旭川人が作ったLinuxの「雨紛tu」とかないですかね(したり顔)
CloudReadyとしては自分はこれだけできるのであればネット端末としては十分ですけどね。非常に優秀。
でも使い道があるのかといわれると微妙。
まあインストールも出来たし動くこともわかったので今回の目的達成ということで。
あとはエラー出してるHDDの代わりに小容量でくっそ安いHDD注文したので、到着したらHDD換装後再インストとして何かに使います。何かに。