出ては消えする車載Windows計画。
カーマウントとそれに付随しての搭載テストを行ったのでそのご報告を。
万が一興味があるという方は前回までの記事はここらへんでご確認を。
前回の記事で車載ルーターを購入するところまで記載したので、いよいよ車載してみようかという感じで。
使用機器を少々おさらい。
車載用のPCはタブレットPCの「Dell Venue 8 Pro」もう10年近く前のPCだがWin10が(かろうじて)動くし、Bios上で「充電開始されたら起動」という便利なオプションがあるので今回利用。
ネット回線は1000円少々で購入した「Speed Wi-Fi HOME L02」にIIJmioのauSIMを利用。
車載ルーターと前回の記事に乗せたシガーソケットを使ったアダプタのソケットをつなぎエンジンを始動させる(正確にはACCに入れる)と問題なく動作することを確認。
ネットつながるまで30秒くらいかかるが、まあそれは許容範囲。
ということで、PCと車内のネット回線が確保できたのであとは取り付け。
取り付けイメージとしては街中で走っているJPNタクシーのタブレットのマウントを参考にこんなのを作ってみました。
非常に雑ですが。
ダイソーのブックエンドとネオジウム磁石とケーブルを固定するなんか爪っぽいものを使って自作したもの。
いかにも自作感溢れてかっこ悪いが、使うときはPCを置くのでマウントなんて見えないのでどうでもいいかなとおもいまして。
これをナビと車体の隙間に差し込んで、PCの後ろにメタルプレートをつけて固定すればJPNタクシー風のマウントができるんじゃないかと。
総費用400円+税+マグネットを固定するテープ代。わりとお得。
実際にPCをテスト運用してみた写真がこれ。
急に昼でしかも怪しいぼかし入りなのは気にしないでください。
配線が美しくないのは仮運用なので。
取り付け位置がちょっと手前すぎる感もあるが、エアコン操作とかもあるのでこんなもんかなと。
どっちかというとPCの重さでブックエンドがたわんでナビの画面の左上の方に重なるというのが気に入らない。
運用するならこの辺が修正ポイントか。
エアコンを利用したPCの冷却もうまくいってるし、自動起動と自動シャットダウンもできるのは確認したし、そこそこ使える状況なのではないかと思われる。
問題は動かしたのはいいが、「いったい何を表示したらいいのだ」というところ。
ためしに駐車場でTweetをリアルタイムで更新できるTweetDeckとか動かしてみたが、文字が小さすぎてぱっと見で見えない。(そもそも運転中に見てはいけない)
googleマップとかも表示させてみたが、リアルタイムで自車の位置が出るわけではないのでナビとして使えるわけでもない。
Youtube垂れ流しとかはできるが、それは別段Windowsじゃなくてもできる。
現状、車載してWindowsの利点を活かせるような活用法を探るのが今後の課題か。
やはりリアルタイムで更新されるニュースとか情報系をサイネージ方式で表示するのが美しいと思うんだよな。QBハウスのサイネージをもう少し研究してくるかなあ。