知人が新しい車(N-BOX)を買ったとのことで、ドライブがてら以前から行きたかった室蘭で深夜のみ営業している喫茶店に突入してきたので。
かなり動揺しているので文章は乱れ気味ですが、ご容赦を。
深夜喫茶への願望と詳細はこちらの過去記事で。
23時すぎにニューカーで札幌出発、1時頃に室蘭到着。
室蘭駅前の繁華街と言うにはいささか寂しい街でひっそりと看板が点った喫茶店を発見。
真夜中にほんとにやってるのがすごい。
中に入るともはや桃源郷。
年齢不詳の腰の低い店主のおばあさんが「ご注文は?」とメニューなしで聞かれたりして初っ端から動揺。
ホットコーヒーを注文。
知人と一杯2000円までは覚悟しとこうなどと話しながら待って出てきたホットコーヒーが妙に美味かったりしまして。
深夜2時にクラシックが流れて石原裕次郎の映画のポスター飾られた喫茶店でコーヒーを飲む我々。カウンターに座って皿を磨いたり新聞を読んだりするおばあさん。
時間と場所の感覚がなんかズレてくるのを感じる。
1時間ほどだべりながら異空間を堪能してお会計をお願いしたところ「あら、もうお帰りですか」とのこと。
深夜2時でこんな事言われるとは思っていなかったので更に動揺。
会計はコーヒー1杯500円。すごい常識的な値段でさらに動揺する。
何度も「本日はありがとうございました。是非どうぞ、またいらしてくださいね」と店主のおばあさんに言われつつ、丁重に送り出されて帰宅。
店の扉を開けてから帰るまで客は我々一組だけ。
もしかしたらこの店はほんとは幻かなにかを見たのか、それとも今と来世の狭間の空間に紛れ込んだ可能性とかもあるんじゃないかと思うよくわからん感じでした。
帰りは最新の前車追走クルコンとレーンキープのついた車で、ハンドル持っているだけみたいなほぼ半自動運転で帰宅。過去と未来を行ったり来たり。
なんか、超おすすめ。
流石に近くないのでなかなか行けないんですが、タイミングが合えばまた行くつもり。
やばい。やばすぎる。俺の駄日記なのになんかポエミーなこと書き出すくらいやばい。
なんか何度も通っているうちに帰りの扉を開けると全然知らない世界が広がってそうな感じがするくらいなんか異空間さがたまらんす。